船旅のススメ

飛行機に乗れば僅か数時間で行けるところに、時間とお金をかけて船で旅する魅力は「ロマン」だけではありません。格安航空会社に押され気味の船旅ではありますが、乗客の満足度を高めるための設備投資や工夫を進めており、一流シェフを使ってレストランの味を高めたり、Spa施設を作ったりと飛行機との差別化を進めています。船旅の魅力を改めて発見してください。

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其の壱:手軽にクルーズ体験
近距離フェリーにも、レストラン、カフェ、バーに加え、免税店、ゲームコーナー、子供のプレイルームなどの設備が備わっています。

中・長距離フェリーの場合には、プール、ジム、カジノ、スパ、サウナなどの施設が充実していたり、更に、バンド演奏、ビンゴ大会などのイベントが用意されているフェリーもあり乗客を退屈させないよう様々な工夫がされています。

其の弐:お得な料金体系
飛行機が高かった時代、フェリーの一番の売りは安い運賃でした。
家族で大きな荷物を抱えて旅行する場合には、フェリーは格安航空会社にも十分対抗できる価格競争力を有しています。
例えば、アムステルダムまで片道30ポンドの航空券を予約した場合、空港税が加算され、手荷物が規定よりも大きければ手荷物に課金され、預入荷物があれば運賃以上の荷物料が加算されることとなります。フェリーは、重量制限がないので荷物が多い人に特に向いていると言えます。

また、フェリーの運賃は、経済的な普通の座席に加え、ゆったり過ごすことができるリクライニングシート、横になることが可能なベット、シャワー・トイレ完備の船室、果てはスイートルームまで様々なオプションが用意されており、自分の懐にあった旅のスタイルが可能です。

更に、追加料金を払うとクラブラウンジという専用コーナーが用意されているフェリーもあります。そこでは無料のシャンパン、コーヒー、紅茶、ソフトドリンク、無料の新聞などを楽しむことができます。

フェリーや船室によっては、食事、プールなどの施設の利用、キッズイベント参加、映画などもフェリー料金に含まれているものもあります。

其の参:時間の有効活用
飛行機はいざ知れず鉄道、バスにもスピードでは敵わないフェリーですがスピードの遅さを逆に生かし、夜出航し、朝目的地に着くフェリーが人気です。

寝ている間に移動できるため、旅行期間が短い旅行者にとってフェリーは強い味方です。また、一泊分の宿泊費が浮いてしまうので、まさに一石二鳥です。

例えばStena LineのHarich(イギリスケント)からHook of Holland(オランダロッテルダム近郊)まで夜11時15分に出航し、朝7時45分に到着します。その他、DFDSのAmsterdamからNewcastleを結ぶ航路は、夕方5時半にAmsterdamを出航し、Newcastleへは朝9時に到着するので日程に無駄が生じません。

利便性が高く、乗客からの人気が高いことに加え、フェリー会社としても船室の稼働率を上げることができるため、多くのフェリー会社で夜発朝着の船便を設定しています。→運賃・時刻表検索をチェック。

其の四:子供に優しい
意外かもしれませんがフェリーの旅は子供にとっても優しくできています。子供のためのプレイルームに加え、フェリー会社によってはキッズクラブを設置しビデオを皆で一緒に見たり、エンターテナーと一緒に宝探しやフェイスペインティングしたり楽しい時を過ごすことができます(一部有料のプログラムもあります)。
其の五:体の不自由な方やペットにも優しい
近年、フェリーは徒歩客(Foot Passenger)よりも、自動車やバイク、自転車を載せて移動する人が大半を占めるようになってきています。また、夏は、キャンプ用品、サーフィン、冬は、スキー、スノーボードを満載して車をよく見かけます。
→車でのフェリーの利用はこちらをご覧ください。

また、自動車に車椅子やペットも載せて隣の国に旅行というのはヨーロッパでは日常の光景になっています。
→車椅子やペットの乗船に関してはこちらをご覧ください。

其の六:景色を楽しむ
船旅の楽しみの一つが船上から大海原をぼんやりと眺めること。出港、入港時には是非デッキに上がって対岸の風景を楽しんでください。長距離航路では、サンベットも用意されていることも多いので、読書でもしながらのんびり景色を楽しむことができます。

天気の良い日には、水平線から昇る太陽、そして真っ赤に沈む夕日を見ることができるでしょう。
また、自動車に車椅子やペットも載せて隣の国に旅行というのはヨーロッパでは日常の光景になっています。
→車椅子やペットの乗船に関してはこちらをご覧ください。

其の七:環境にも優しい
フェリーは飛行機に比べ遥かに環境に優しい乗り物です。近年、フェリーの環境技術は更に進歩し、エンジンから生じた熱を船内の温水や暖房に再利用したりしています。

船長は、潮の流れ、風向き、波などを考慮に入れて燃料効率の面からも最適なルートを決定しています。また、特殊な塗料を使って海水との摩擦を最小にしたり、環境に優しい塗料を使ったりしています。

ゴミについても国際規制を順守し、海洋投棄することなく、港まで運び、更にはリサイクルを推進して、綺麗な海を守る活動を進めています。

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